友人からEDについての悩み相談を受けた話

大学を卒業してから働き始めた会社の同期の一人に、公私共に仲良くしている人がいます。
仕事の愚痴や彼女についての悩み等、何でも話せる間柄で、唯一全てをさらけ出せる友人でした。
そんな彼から、この良好な関係が5年ほど続いた頃、思いも寄らぬ相談事を持ちかけられました。
その内容は、もしかしたらEDなのかも知れないという、とてもディープな話題でした。
これほどデリケートな問題であり、男として恥ずかしく感じるであろう話を私にしてくれた事には、素直に信用されているという喜びを感じましたが、すぐに、どう返答していいのか分からない状況となってしまいました。
慰める事は簡単です。
もしかしたら、友人も心の負担を軽くする為だけに、誰かに話を聞いてもらいたかっただけかもしれません。
しかし、もし自分がED出会ったなら、そう考えますと不用意に慰める事も、それらしいことをアドバイスする事もできませんでした。


まだ20代後半という年齢で、医師に診てもらっていないので断定はされていないものの、自覚症状を感じているのですから、これは相当なショックであり、男としての存在意義を見失ってしまってもおかしくないほどなのです。
数日後、そんな彼の悩みに応えられるようにと発した私の言葉は、「一刻も早く病院で診てもらおう」という実にありきたりな一言でした。
しかし、これが最善の策だと思ったのも事実でした。
思い悩んでいても何の解決にもなりませんし、思い悩む期間が長くなればなるほど、それ以外の部分にも悪影響を及ぼしかねないと思ったのです。
それならば勇気を出して病院で診てもらい、まずははっきりさせる事が先決だと思いました。
そんな私のアドバイスを受けて友人はすぐに行動に移したのですが、その結果は、一時的なもの、心因的なものが大きく影響している可能性があるという診断結果だったそうです。
この出来事から学んだ事は、自身でEDだと決め付けない事です。
たまたまという事もありますし、他の病気の可能性だって考えられるのです。
だからこそ、まず病院にという選択肢の重要性を改めて知る機会となりました。